「最も助かるのは、誰が、いつ、どこにいるかがわかることです」 〜建設業でF-Chair+を活用。現場とのコミュニケーションも向上~(株式会社高尚エンジニアリング様)
位置情報
勤怠管理
建設業
現場業務
2024/07/09 14:05:00 公開
株式会社高尚エンジニアリング
神奈川県川崎市
従業員数:17名
事業概要:空調、給排水衛生、生産付帯設備、電気・計装設備の設計施工・管理
空調、給排水衛生、生産付帯設備の設計施工・管理を行う株式会社高尚エンジニアリング様。現場で働く従業員の働く場所、労働時間の把握のためにF-Chair+を導入いただきました。今回は代表取締役の村田様にインタビューしました。
ーー会社と事業の紹介をお願いします。
村田様:弊社は川崎市内に本社があり、空調、給排水衛生、生産付帯設備などの施工・管理を行っています。
ーーテレワークのきっかけと経緯について教えてください。
村田様:弊社の仕事は基本的に現場に行きます。その働き方自体がテレワークと似たような働き方になっています。世間一般で言われるテレワークは「在宅勤務」のイメージかと思いますが、弊社の場合はメインの業務内容そのものがテレワークという形ですね。
ーー「現場」が伴う業務内容の中でのテレワークですね。課題は何でしたか?
村田様:「働く時間」と「働く場所」の把握が弊社の課題でした。そこで弊社の課題を解決するためのツールを探してF-Chair+に出会いました。
Excelでの労働時間管理から脱却
ーー課題の1つ目である「働く時間の把握」から詳しく教えてください。
村田様:元々、労働時間の管理はそれぞれの社員が現場でExcelで入力したものを会社に報告する、といった運用でしたが、毎日の提出は社員の負担になるため、一週間単位で提出してもらっていました。ですが、一週間分まとめて記入する場合だと、忘れてしまうこともあります。
F-Chair+は出勤時と退勤時の2回だけスマートフォンでタップするだけで毎日の労働時間が記録できます。「5日前は何時から何時まで働いたかな?」と思い出す必要もなく助かっています。
ーー記憶をたよりに何月何日は何時にどこにいたかを書くのは大変そうです。
村田様:毎日きちっと書いていればいいんですが、まとめて書くと曖昧になってしまいます。導入したことで、しっかり記録できるようになりました。
労働時間が一目でわかる。オレンジが場所を記録したもの
スマートフォンで現場で働く社員の「位置情報」を共有
ーー「働く場所の把握」についてはいかがでしょう?
村田様:F-Chair+導入前はホワイトボードに行き先や帰る時間などを書いているだけでした。本当にその時間にそこの場所に行っているのかどうかはよく分かっていませんでした。現場から連絡が来て、初めて行っていないとわかる、といったこともありました。
F-Chair+で最も活用しているのはこちらの機能なのですが、誰がどこにいるのか共有しています。全員他のメンバーがどこにいるか分かるため、コミュニケーションがしやすくなりましたね。
会社の想いを伝える説明会を開催
ーーF-Chair+を導入する時に、社員からの反対の声はありませんでしたか?
村田様:最初は「管理されている」という声もありましたが、導入にあたって「説明会」を開催し、会社からの押しつけにならないようにしました。
説明会では、ツールの使い方はもちろんですが、社長の想いや、なぜ導入しようとしているのか、自分たちにとってどのようなメリットがあるのかを伝えました。
最近はF-Chair+で記録することによって「何月何日、何時〜何時までどこにいて」といったことが一目でわかるので、自分の仕事の振り返りができるようになったり、日報を書く参考になったり、とメリットを感じ積極的に使ってくれています。
説明会の様子
働き方を工夫し、プライベートの時間を大切にしたい
ーー当初の課題を解決できているようで嬉しいです。その他に効果があれば教えて下さい。
村田様:電話をかける時に移動中だと連絡しづらい、ということで躊躇してしまうことがありましたが、F-Chair+で現場にいることを確認できるため連絡しやすくなりました。
また、自分の時間の使い方が「見える化」したことで、自己管理しやすくなっていると思います。
ーー最後に会社として今後取り組んでいくことがあれば教えて下さい。
村田様:弊社は建設業なので、2024年4月の働き方改革関連法の適用もあり、社員の働き方の改善を考えています。
F-Chair+を導入した経緯にも当たるのですが、社員に「プライベート時間をもっと作ってもらいたい」と思っています。働き方を工夫し、個人の時間を多く取って心を豊かにし、仕事に厚みを増してもらいたいです。
F-Chair+の導入で、仕事の時間がデータで残り、自分の時間とのメリハリがつけやすくなっていると思います。今後もどんどん工夫していきたいと思います。